多発する会員権商法

多発する会員権商法の問題点は?

Finance

会員権商法とは?

会員権商法とは、有利なサービスや特典を受けられるというセールストークで勧誘して営業所等に呼び出し、そこで高額の宝石や絵画、その他の商品を欺罔的に購入させてしまう商法のことをいいます。場合によっては勧誘はがきで商品が当選したとか、来てくれたらプレゼントをあげるといったこともします。当然全てに訪問販売法の規制はかかりますのでクーリングオフの適用があります。

主に被害年齢層は20代。サラリーマンのみならず学生にも勧誘の魔手は伸びております。性別は男性に顕著です。これは電話勧誘の際に若い綺麗なお姉さんを担当にして呼び出すという手口を使用することが多いからです。この点女性よりも男性のほうが呼び出しやすいということです。男の性を利用していますね。

営業所での勧誘時もこの綺麗なお姉さんが勧誘しますのでホロリといってしまうわけです。

また被害金額はかなり高額になり、70万から150万といった高額なものまで多々あります。

勧誘から契約の流れ 1)電話勧誘もしくはハガキでファーストコンタクトを取ってくる。異性からの勧誘が多い。友達感覚でかけてきますのでつい話があって心を許してしまう。

2)その勧誘で営業所等への来訪のアポイントメントをとる。

3)営業所はわりと小綺麗なオフィスで、コンタクトをとった綺麗なお姉さんが接客し当初は雑談等しながら楽しい時間を過ごす。

4)しばらくすると上司がでてきて(これは男性)おもむろに契約の説明を始める。ここで契約しない限り帰ることはできなくなる。なかば監禁的な状況下で契約することになる。断り続けるとしまいには脅迫的に机を叩いたり、怒鳴ったりして威迫困惑させ、最終的には深夜まで長時間にわたり契約を迫る。クーリングオフできないだとか、したらどうなるか解ってんだろうななどの不当行為を行う業者も目立つ。また深夜で電車がなくなりタクシー代をだすとのことでお金をもらいその点で気が引けるということもあるようです。

5)その後に改めて解約の電話をすると一転して切れて怒鳴られ解約に応じてもらえない。営業所に解約の手続きで必要だからこいと呼ばれて、散々怒鳴られ、おどされ結局解約できなかったという話も入っている。会社の上司に言おうか?とか両親を呼べよ。親に払ってもらうからよ等等言われて、恐い思いをされた方も本当に多いようです。またあんたなんかに彼女いねえだろ。いるわけねえよな。こんないい加減なやつ。契約は守れよおいっ。などの侮辱的な行為を受けることもあります。


会員権商法の対策

会員権商法の実態

laptop

契約時には散々為になるような各種サービスのことを説明しあたかも素晴らしい会員権のように話すが実際は、サービス利用にもお金がかかったり、抽選であったり、利用回数制限があったりとその支払金額と見合ったものかは疑問符がつきます。

またクレジットを組む際に「クレジットは会員権では組めない。だから名目的に絵画を買ったことにしてくれ。」と名目上なんらかの商品を購入するクレジット契約書の捺印を求められることが通常です。

実はこの名目上と言っている商品を売り付ける事がこの手の会社の本当の目的です。契約するまでは担当者が親切だったが契約後は全く相手にされなくなったというのも実はこういうことだったからです。2束3文の絵画や、宝飾品などを売って利益を出すと言うことです。

会員権商法の被害対策

1)見知らぬ人からの電話は相手にしないこと。特に最近は携帯で勧誘する業者もいますので非通知設定着信拒否は絶対にしておくべきです。

2)しらない人間と安易に待ち合わせ等をしないこと、呼び出されても行かないこと。明確に断ること。

3)もし契約してしまったらその契約した日から8日以内にクーリングオフ手続きを速やかに取ること。

とにかく会員権商法は、若年者に100万程度もの契約をさせるものですから、美味しい話には裏があるということを肝に命じることです。

無料メール相談

クーリングオフ期間を経過してしまっても諦めないでください。法律上で中途解約権が定められているもの。
また中途解約権が無くても 契約経緯、業者の不当性などから1年、2年経っても解約できる可能性があります。
クーリングオフ後の中途解約で詳しくはご覧下さい。


クーリングオフについて |クーリングオフできる商品・サービス |クーリングオフQ&A|クーリングオフ業務を依頼される方へ(各法律家に依頼する基準について) |正式依頼申込フォーム|悪徳商法一覧 |悪徳商法に引っ掛からない!! |こんな言葉で断れ!|無料メール相談|インターネット事務所利用案内| 資格商法特集| これが電話勧誘の手口だ! | 内職商法特集|総合旅行業務取扱管理者商法について|マルチ商法とは? |ふとん商法特集 |多発する会員権商法 | 心理学からみる悪徳商法|騙され度心理チェック |アンケート紹介 | アンケート紹介|アンケート紹介(その3) | 行政書士とは何か?|行政書士の報酬額について |予防法務について | 不動産取引の注意事項|内容証明郵便について |遺言のすすめ |消費者トラブルを防ぐ為に! | 主務大臣申出制度について|業者からの意見 |スパムメール考察 |クレジット会社名簿 |プラックリストに載っていない? | 知っておくべき法律知識|相続が争族になった日 |インターネット事務所 |東京こがねい車庫証明センター|利用案内 |行政処分業者クーリングオフ相談なら吉田行政書士事務所|よくわかる海外先物取引のクーリングオフ|クーリングオフ後の中途解約 |海外先物取引のクーリングオフ無料相談・クーリングオフ解約代行 |NOVA中途解約無料相談|マンションのクーリングオフ|在宅ワーク内職商法のクーリングオフ|アダルトサイト解約退会サービス